ケアマネジャーへステップアップ!

介護士との違いや魅力などを発信します♪

介護職とケアマネージャーとの仕事の違い

有資格の人もいれば、資格のない人でも働くことが可能な介護職。介護職の資格には、国家資格である介護福祉士厚生労働省の認定資格である介護職員初任者研修があります。

介護福祉士や介護職員初任者研修の資格で働く人は、排せつや入浴、食事の介助などの介護の業務に携わります。一方、ケアマネージャー(介護支援専門員)は、直接、介護業務をするのではなく、介護保険制度に則って、ケアプランを作る仕事をします。

介護職に関する厳密な定義はありませんが、介護職は、介護福祉士や介護職員初任者研修の資格を持つ人たちのように、直接介護業務に携わる人たちを指すことが多いようです。

現場で働く介護職は、ケアマネージャーが作成したプランに沿って動きます。利用者の家族と接触するのは、ケアマネージャーですが、ケアマネージャーが介護福祉士に、家族と直接やり取りをするように指示することもあります。

介護職として経験を積んでから、ケアマネージャーを目指す人もいます。ケアマネージャーになるには、介護福祉士の資格を取得し、5年間の実務経験を積む必要があります。介護福祉士になるには3年間の実務経験が必要なので、無資格から、ケアマネージャーになるまでの期間は、最速で8年ということになります。

ケアマネージャーの資格は、国家資格ではなく、公的資格で、各都道府県が、「介護支援専門員実務研修受講試験」と実施します。試験は、毎年1回実施されますが、合格率は低く、令和3年の合格率は、23.3%でした。